日常生活の中では様々な細菌やウイルスが生存しているため、それぞれに対する抵抗力がないと病気(感染症)にかかってしまいます。予防接種とはワクチンを接種して、免疫(病気に対する抵抗力「抗体」)を作ることにより、発病を予防したり、症状を軽くしたりする方法です。
予防接種には、定期接種と任意接種があります。
定期接種はBCG、四種混合、ヒブ、肺炎球菌、麻疹・風疹、水痘、日本脳炎、B型肝炎などがあり国や自治体により決められた期間に無料(公費)で接種を受けることができます。
任意接種はインフルエンザ、おたふくかぜ、ロタウイルスなどがあり希望者が自己負担して接種を受けます。自費ですが、必要性がないということではなく、かかると重症になる可能性があるので、医師と相談して接種しましょう。早期に定期接種化されることを望んでおります。
| 予防接種名 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 定期接種 | 五種混合(ヒブ・ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ) | |||
| 四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ) | ||||
| 二種混合MR(麻疹・風疹) | ||||
| 二種混合(ジフテリア・破傷風) | ||||
| ヒブ | 肺炎球菌 (小児) | 不活化ポリオ | ||
| BCG | 麻疹 | 風疹 | ||
| 水痘 | 日本脳炎 | B型肝炎☆ | ||
| 子宮頸がん | 肺炎球菌(65歳)※ | |||
| 任意接種 | おたふくかぜ | インフルエンザ | ||
| ロタウイルス胃腸炎 | A型肝炎 | B型肝炎 | ||
| 肺炎球菌(成人) | 破傷風 | 狂犬病 | ||
※@65歳の方
A60歳以上〜65歳未満の方で一定の障害を有する方
☆B型肝炎の定期接種は2016年4月以降に出生した0歳児が対象です。
予防接種の種類・スケジュールについてもご相談ください。
| 【2025年インフルエンザ流行株】 |
| ・A/ビクトリア/4897/2022(IVR-238)(H1N1) |
| ・A/パース/722/2024(IVR-262)(H3N2) |
| ・B/オーストリア/1359417/2021(BVR-26)(ビクトリア系統) |
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